大川牛乳大川牛乳

(記事下段)

大川牛乳

大川乳業
沖縄県宜野湾市野嵩130
新日本硝子製・正180cc側面陽刻
昭和40年代中期〜後期

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沖縄本島中南部、普天間基地の存在で知られる宜野湾市のローカル銘柄。戦後長く商われたが、平成10年代中期に廃業され、ブランドは消滅のようす。

トレードマークは缶詰みたいな日の出印(日乃出牛乳)。これは県下中小メーカーの協業団体、「沖乳連会」が過去策定の統一商標だ(⇒関連:知名牛乳)。同じマークは東恩納牛乳(石川市)さんほか、複数の加盟工場の瓶に刷られていた。

製瓶会社刻印は「SN」、新日本硝子(現・石塚硝子)製。同社の牛乳瓶は全国的にシェアが低く、あまり見掛けない。本土復帰前・内地では200cc化が進んでいた頃のビン。時代的には「要冷蔵」標示を伴うはずだが、沖縄の法令では不要だったようだ。

― 関連情報 ―
大川乳業の紙栓 (牛乳キャップ収集家の活動ブログ)


創業> 不明
昭46> 大川良弘/沖縄県宜野湾市野嵩
昭48> 大川正光/沖縄県宜野湾市字野嵩130
昭50〜平04> 大川牛乳/同上
平13> 大川乳業/沖縄県宜野湾市野嵩1-48-7
電話帳掲載> 同上 ※平成10年時点
廃業> 平成10年代中期?
公式サイト> 未確認

処理業者名と所在地は、[沖縄県農林水産行政史 第5巻]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。掲載情報には各種Webサイトや書籍資料(参考文献一覧)の参照/引用、その他伝聞/推測などが含まれます(利用上のご注意)。



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