本田牛乳 (1)本田牛乳 (1) 本田牛乳 (2)本田牛乳 (2)
本田牛乳 (1)

本田養生舎
富山県魚津市経田1332
石塚硝子製・正180cc側面陽刻
昭和30年代中期〜後期
本田牛乳 (2)

本田養生舎
富山県魚津市経田1332
大和硝子製・正180ml側面陽刻
昭和30年代中期〜後期

本田牛乳 (3)本田牛乳 (3)

(記事下段)

本田牛乳 (3)

(有)本田牛乳店
富山県魚津市東町1-12
大和硝子製・正180cc側面陽刻
昭和40年代後期〜50年代

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旧村域を中心に、少なくとも70〜80年以上に渡って商われた、地場ミルクプラント。平成17年前後に自社製造より撤退され、独自銘柄は消滅。以降しばらく飛騨牛乳の販売店さんを営まれていたようだが、同25年頃には完全廃業に至っている。

掲載は昭和30年代の2種(同一デザイン・製瓶元違い)と、同40〜50年代に流通の都合3本。坊やのイラストは長野の山本牛乳本郷牛乳と同じ、テンプレ素材?のようだ。

往年は白牛乳およびコーヒーをラインナップ。90℃15分間殺菌と、少し珍しい温度帯のパスチャライズ(中温殺菌)処理を手掛けていた。近在の宮川牛乳さん(平成29年廃業)も全く同様の殺菌方式を採用されており、ローカルな特色が興味深いところだ。

― 関連情報 ―
本田牛乳店の紙栓 / 七福牛乳の紙栓 (牛乳キャップ収集家の活動ブログ)
富山県の牛乳キャップ(3) (碧空清乳舎) / 本田牛乳店 (乳業探訪記)
魚津(牛乳箱)麻雀店の建物 (古今東西舎)


創業> 不明
昭09> 本田周二/富山県下新川郡経田村
昭27> 経田村は周辺町村と合併し、魚津市となる
昭31> 本田養生舎・本田周正/富山県魚津市経田1333
昭34〜46> 本田養生舎/富山県魚津市経田1332
昭47〜48> 本田牛乳/同上
昭50〜平13> (有)本田牛乳店/富山県魚津市東町1-12
電話帳掲載> 本田牛乳/同上 ※平成12年時点
自家処理撤退・独自銘柄廃止> 平成17年前後?
廃業> 平成25年前後?
公式サイト> 未確認

処理業者名と所在地は、牛乳新聞社「大日本牛乳史」・全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。掲載情報には各種Webサイトや書籍資料(参考文献一覧)の参照/引用、その他伝聞/推測などが含まれます(利用上のご注意)。



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