丸七牛乳丸七牛乳

(記事下段)

丸七牛乳

丸七牛乳(丸七かをる)
石川県小松市塩原町ホ-17
石塚硝子製・正200cc側面陽刻
昭和40〜50年代

開業は昭和初期、以来90年の歴史を誇る、県南のローカル銘柄。掲載は昭和40〜50年代の流通と思しき一本。牛舎運営・自家搾乳は止めて久しく、原料は石川の主産地・河北潟の酪農組合より調達されている(⇒ミルク王国ウチナダ)。

現行ラインナップは白牛乳とコーヒーの2種、青/白刷りの一合瓶装を展開。ただ近年牛乳に関しては、200ml紙パックでの出荷がメインのようだ。本項の200cc赤瓶は過去、学校給食/増量トレンドに対応した時期のもの?で、既に使われていない。

丸七牛乳の取り扱いがはじまりました (牛乳猫&きまぐれKitchen)
丸七(まるしち)牛乳 (お気に入りに追加@山ちゃん)

◆丸七さんの丸七牛乳

「丸七」は創業家代々の姓に由来。屋号としてはありふれた感じだが、個人のお名前となると相当に珍しく、全国で20人ほどの稀有な苗字。鵤さんのいかるが牛乳(大阪)、初見さんの初見牛乳、貝瀬さんの貝瀬牛乳(いずれも群馬)を凌ぐレアネームだ。

県下の分布は小松市に集中。起源は不詳、旧家の符号をそのまま氏にした例か。明治30年の塩原村戸籍には丸七さん方が2世帯あり、当メーカーのご先祖・丸七小エ門氏も載っている。ちなみに丸一〜丸六、丸八〜丸十さんは見当たらなかった。

― 関連情報 ―
丸七牛乳の紙栓 (牛乳キャップ収集家の活動ブログ)
高台の神社と丸七牛乳 (西尾における美しくも純朴な時間)
小松市が出てくる映画「男はつらいよ-柴又慕情」 (小松だよ!全員集合!!)
男はつらいよ第9作 柴又慕情 (潮Gの地方ロケ地車中泊旅)


創業> 昭和5年
昭31> 丸七岩吉/石川県能美郡西尾村字塩原ホ-17
          ※同年、西尾村は小松市に編入される
昭34〜41> 同上/石川県小松市塩原町ホ-17
昭42〜53> 丸七かをる/同上
昭56〜平04> 同上/石川県小松市塩原町ト-290
平13> 丸七牛乳/同上
電話帳掲載> 同上
公式サイト> https://www.b-mall.ne.jp/CompanyDetail...dq.aspx (参考)

処理業者名と所在地は、全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。電話帳の確認は平成21年時点。掲載情報には各種Webサイトや書籍資料(参考文献一覧)の参照/引用、その他伝聞/推測などが含まれます(利用上のご注意)。



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