大川乳業大川乳業

(記事下段)

大川乳業

大川乳業(株)
山口県柳井市大字柳井2647-2
広島硝子工業製・容量打刻なし
昭和30年代中期〜後期

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明治時代より50〜60年間に渡って商われた、町の老舗。比較的早期に会社法人が立っており、それなりの規模があったと思うのだが、現役時代の様子を伝える資料は少ない。昭和40年代中期に廃業され、ブランドは消滅している。

掲載は大口径の王冠を打栓するタイプの一合びん(⇒関連:牛乳瓶の全体形状/開口部形状の種類と変遷について)。昭和30〜50年代、主に乳飲料やジュース類の容器として広く流通していたものだ(⇒特集-りんご牛乳日本食品工業/倉敷鉱泉)。

紙栓仕様のアイテムも当然存在したはずだが、未確認。牛乳キャップ収集家諸氏の捕捉からも漏れており、往時のパッケージ詳細は不明である。


創業> 不明
明43> 大川種松/山口県玖珂郡柳井町
昭09> 大川福松/同上
昭29> 柳井町は周辺4村と合併し、柳井市となる
昭31> 大川乳業(株)・大川福松/山口県柳井市新市
昭34> 大川乳業(株)/山口県柳井市中開作
昭36〜42> 同上/山口県柳井市大字柳井2647-2
廃業> 昭和43年前後?
電話帳掲載・公式サイト> 未確認

処理業者名と所在地は、[山口県商工人名録]・牛乳新聞社「大日本牛乳史」・全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。掲載情報には各種Webサイトや書籍資料(参考文献一覧)の参照/引用、その他伝聞/推測などが含まれます(利用上のご注意)。



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