石鳥谷 第一牛乳石鳥谷 第一牛乳

(記事下段)

石鳥谷 第一牛乳

渡部秀男(渡部乳業)
岩手県稗貫郡石鳥谷町
大字八幡第2地割字白幡104
山村硝子製・正180cc側面陽刻
昭和30年代中期

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恐らくは戦後15年ほど、稗貫郡石鳥谷町(いしどりやちょう、現・花巻市)に商われたローカル銘柄。昭和30年代後期に森永牛乳の販売店さんとなり、独自ブランドは消滅。のち平成の終わり頃まで営業を続けられたものの、現在は既に廃業されている?ようだ。

町内にはかつて3軒のミルクプラントが操業。昔の業界名簿によると、牛乳工場を構えていたのは本項の渡部さん、柳原さん(石鳥谷牛乳)、根子さん(根子牛乳)。最後まで残ったのは根子さん方だったが、こちらも 昭和43年前後には手仕舞いとなっている。


創業> 不明ながら戦後
昭31> 渡辺秀男/岩手県稗貫郡石鳥谷町大字八幡第2地割字白幡104
昭34> 同上/岩手県稗貫郡石鳥谷町大字八幡第2地割 ※渡辺は渡部の誤りと見られる
昭36> 大石牛乳/同上 ※商号取り違い?
平18> 石鳥谷町は周辺2町とともに花巻市へ合併する
電話帳掲載> 森永牛乳石鳥谷販売所/
                   岩手県花巻市石鳥谷町八幡第2地割104 ※平成24年時点
自家処理撤退・独自銘柄廃止> 昭和38年前後
公式サイト> 未確認

処理業者名と所在地は、全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。掲載情報には各種Webサイトや書籍資料(参考文献一覧)の参照/引用、その他伝聞/推測などが含まれます(利用上のご注意)。



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