（記事下段）

大正11年、乳牛2頭の飼養から始まり、以来およそ50年に渡って商われた、県北・琵琶湖畔のローカルブランド。昭和45年前後に自家処理より撤退、独自の銘は消滅。その後は日本酪農協同（毎日牛乳）の販売店さんとなったが、それも既に閉じられて久しい。

掲載は往年のオリジナル。哺乳瓶を添えた母子のイラストは、遠く離れた福島県の樋口牛乳と良く似る。他にも複数のメーカーが同様の図案を採用しており、乳業資材代理店のテンプレートだった？と思うのだが、元祖は判然としない。

― 関連情報 ―
滋賀県の牛乳屋さん （牛乳キャップ収集と販売情報）

創業＞ 大正11年
大15〜昭09＞ 横田牧場・横田末吉／滋賀県高島郡饗庭村大字饗庭
昭31＞ 同上／滋賀県高島郡新旭町饗庭佃
昭34〜36＞ 横田牧場／滋賀県高島郡新旭町饗庭字佃4032
昭39〜44＞ 同上／滋賀県高島郡新旭町饗庭4032
平17＞ 新旭町は周辺4町村と合併し、高島市となる
電話帳掲載＞ 横田牛乳／滋賀県高島市新旭町饗庭4032 ※平成24年時点
公式サイト＞ 未確認
自家処理撤退・独自銘柄廃止＞ 昭和45年前後
廃業＞ 平成20年代？

処理業者名と所在地は、[滋賀県乳牛畜産組合報]・牛乳新聞社「大日本牛乳史」・全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。掲載情報には各種Webサイトや書籍資料（参考文献一覧）の参照/引用、その他伝聞/推測などが含まれます（利用上のご注意）。