恐らくは戦後40〜50年ほど商われた、県東部のローカル銘柄。販路は市域の戸別宅配中心、自家搾乳・自家処理・ビン詰めを長く続けられたが、平成10年前後にひまわり牛乳の販売店に転換、独自銘柄は消滅。その販売店も既に廃業して久しいようである。

上掲写真は最晩年の200cc瓶(昭和末期〜平成初期)。なぜかイタリアのセレクトショップ的な通販サイト(Vintage
Afropicks)で売りに出ていた。「低温殺菌牛乳」と書かれているが、正確にはHTLT方式・75℃・15分間(高温保持殺菌)での処理だったと思われる。
後年は宅配顧客向けに、旧牛舎や放牧場を活用した自然体験、工作教室の催しもあった。現地にはミルクプラントの建屋もまだ残ってはいる?ようだ。
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