大正期の創業以来、およそ60年ほど郡域・町域に商われた、県南のローカル銘柄。昭和44年前後に自家処理より撤退され、ブランドは消滅。以降現在に至るまで農協牛乳(旧・北陸乳業、現・アイ・ミルク北陸)の販売店さんを営まれる。
かつては牛乳工場に併設の牧舎を構え、昭和35年は乳牛30頭の飼養規模と伝わる。この頃すでに全頭がホルスタイン種だったらしい。ジャージー牛乳を大きくアピールした掲載瓶は、ジャージー種も併せて飼っていた時代の流通品だろうと思う。
― 参考情報 ―
藤井販売店
(アイ・ミルク北陸の宅配ミルク)
農協牛乳
藤井販売店 (小松商工会議所 )
誉のドコ行く
小松市殿町 (テレビ金沢)