小笠原牛乳小笠原牛乳

(記事下段)

小笠原牛乳

小笠原牧場
静岡県浜名郡湖西町鷲津2001-1
新東洋硝子製・正180cc側面陽刻
昭和30年代中期〜後期

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大正元年の創業以来、およそ65年間に渡って商われた、県西部のローカル銘柄。往時は牛舎併設で一貫処理の商いも、明治乳業の進出に応じて同社製品の特約店となり、併売を開始。昭和50年前後には牛飼いを辞め工場を閉じ、独自ブランドは消滅している。

今なおご当地に現役の販売店さん。明治との取引がいつ始まったか定かでないが、同・静岡工場の新設(昭和34年)を契機に、40年代には関係があったと思う。「小笠原牛乳」の生産は漸次縮小、後年は一部宅配のみ?、販路は限られたようである。


創業> 大正元年
昭09> 小笠原篤三郎/静岡県浜名郡吉津村鷲村
             ※昭和4年に吉津村は町制施行・改称して鷲津町が発足も未反映
昭30> 鷲津町は周辺4村と合併し、湖西町となる

昭31> 小笠原牧場・小笠原茂/静岡県浜名郡湖西町鷲津2001-1
昭34〜40> 小笠原牧場/同上
昭41〜48> 小笠原牛乳/静岡県浜名郡湖西町鷲津1923-1
                     ※昭和47年に湖西町は市制施行したが未反映
自家処理撤退・独自銘柄廃止> 昭和50年前後?
電話帳掲載> 小笠原牛乳店/静岡県湖西市鷲津1923-1
公式サイト> 未確認

処理業者名と所在地は、牛乳新聞社「大日本牛乳史」・全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。電話帳の確認は令和3年時点。掲載情報には各種Webサイトや書籍資料(参考文献一覧)の参照/引用、その他伝聞/推測などが含まれます(利用上のご注意)。



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