明進舎牛乳明進舎牛乳

(記事下段)

明進舎牛乳

明進舎牧場
岐阜県不破郡垂井町707-1
東洋ガラス製・正200cc側面陽刻
昭和50〜60年代

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少なくとも70〜80年以上の長きに渡って町域・郡域に商われた、県西部のローカル銘柄。乳業施設再編合理化に応じて平成期に自家処理より撤退され、ブランドは消滅。以降は明治牛乳の販売店さんとして営業続行も、現況は良く分からなかった。

屋号「明進舎」の由来が気になるところだが、詳細は不明。遡ること明治時代、京都府に同名の牧場が存在しており、何らかの繋がりがあったのだろうか。

販路は宅配中心、瓶詰めのみ取り扱い?だったらしいが、往時を伝える情報はあまり多くない。キャップコレクター諸氏の収集物を見るに、ラインナップは白牛乳とコーヒーの2種に限られたようだ。掲載ビンは恐らく最終世代に近い一本。迫力あるMEISINSHAの大書きが印象的。

― 関連情報 ―
明進舎牛乳の紙栓 (牛乳キャップ収集家の活動ブログ)


創業> 不明
昭09> 岩田俵作/岐阜県不破郡垂井町709
昭31> 岩田牛乳・岩田俵作/岐阜県不破郡垂井町707-1
昭34〜36> 岩田牛乳/同上
昭39〜平04> 明進舎(明進社)/同上 ※時期により747番地とも
電話帳掲載> 同上 ※平成24年時点
自家処理撤退・独自銘柄廃止> 平成9年、再編合理化による
公式サイト> 未確認

処理業者名と所在地は、牛乳新聞社「大日本牛乳史」・全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。掲載情報には各種Webサイトや書籍資料(参考文献一覧)の参照/引用、その他伝聞/推測などが含まれます(利用上のご注意)。



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