ご当地に長く営まれる現役のローカル乳業さん。沿革仔細は不明。掲載は昭和後期〜平成初年にまたがる二世代の瓶装。色々な飾りをあしらった五芒星のマークは、何やら曰くありげ。牛乳屋さんの商標としては、ちょっと珍しい作りだ。
平成元年にNHKのニュース番組(※)が飛田牧場さんを取材。「新潟県味方村の飛田佐エ太さん一家、乳牛20頭・自家搾乳・自家処理で、一日平均2,500本の配達」と、ご盛況の様子を伝えた。※「NHKモーニングワイド」―にっぽん列島ピックアップ・牛乳ファミリーの朝
◆現行商品・味方村の乳業について
現行ビンも上掲のデザインを踏襲、ただし小売り用には無地瓶を投入されている。牛乳・コーヒーともに一合詰めの商い。(1)番瓶は200cc納入が必須の学校給食向けだったか、生産コスト高騰に応じて平成期に減量したのか、遷移は良く分からない。
所在の味方村には飛田さんのほか、平原牛乳、仲山牛乳、本間牛乳(健友舎)、堀内牛乳さんら、少なくとも4軒が過去操業。うち存続は販売店に転換した仲山さん方のみである。
― 謝辞 ―
飛田牛乳さんの商い品目ほか、kazagasira様よりご教授・ご協力頂きました。
― 参考情報 ―
飛田牧場の紙栓 (牛乳キャップとは) / 同・紙栓 (牛乳キャップ収集家の活動ブログ)
飛田牧場 (乳業探訪記) / 牛乳とコーヒーを賞味しました (Twitter@seinyusha)
牛膓牛乳200mlビン (牛乳トラベラー) ※コメント欄参照