戦後およそ40年間に渡って商われた、県西部の農系ローカル銘柄。美祢郡域・合併後の市域に唯一最後まで残った牛乳処理工場だが、運営組合は平成7年前後に解散・廃業したとみられ、ブランドは消滅している。
過去ラインナップは白牛乳のほか、コーヒー、ヨーグルト(乳酸菌飲料)、ご当地の秋吉台に因んだ命名の「カルスト牛乳」(加工乳、旧・特選牛乳)の計4種。場所柄、観光客向けにそれなりの量が小売に回ったと思うが、往時を伝える情報は少ない。
一帯の畜産の焦点が肉用牛へシフトしたこともあり、組合は小規模なまま推移。市乳事業を始めて間もない昭和38年で農家83戸・104頭の陣容。平成3年時点で4戸・約70頭。恐らく乳用牛の飼育が振るわず縮小し続けたことが、撤退の主因だろう。
― 関連情報 ―
秋芳酪農組合の紙栓
(牛乳キャップ収集家の活動ブログ)