北陽牛乳北陽牛乳

(記事下段)

北陽牛乳

北陽食品工業(株)牛乳部
山形県米沢市松ヶ岬2-1-19
東洋ガラス製・正200cc側面陽刻
昭和50〜60年代

地元有数の食品加工会社さんが製造していたご当地ブランド。優雅な二羽の鶴を描いた商標は、飛来地として有名な山形ならではのデザインだろう。

会社を継いだ二代目の社長さんは昭和55年に(株)ナウエルを別途設立、冠婚葬祭業務を本格展開し始めると、間もなく本業はそれに取って代わり、食品関連部門は縮小撤退の途へ。平成を待たずに処理工場は廃止され、以降は製造委託先・販売元を転々としながら「北陽牛乳」銘が存続していた。

牛乳キャップ収集家諸氏の情報によると、委託製造はまず日本製乳、次に福島乳業(福ちゃん牛乳)、更に福島県酪連(酪王牛乳)と遷移。販売者の名義は(株)宏和物産から、その後身である米沢ヤクルト販売(株)へと変更されていったらしい。

北陽食品工業(株)は既になく、今は(株)北陽としてナウエルの管理業務?にあたっているようだ。現時点で「北陽」ブランドの飲料品・食料品が存続しているのか、あるとすれば商流がどうなっているのか…は判然としない。販売権や商標は他社に譲ってしまっている可能性もありそうだ。

― 関連情報 ―
わが交遊録 Vol.32-父が残してくれたもの (米沢日報・二代目社長さんの回顧録)
北陽食品工業のキャップ (牛乳キャップとは?) / 山形県のキャップ (CapLab)


設立> 不明
昭31> 北陽食品工業(株)・佐藤宏助/山形県米沢市御膳部町4731
昭34〜40> 北陽食品工業(株)/同上
昭43〜56> 同上/山形県米沢市松ヶ岬2-1-19
昭60> 北陽食品工業(株)牛乳部/同上
電話帳掲載> 「(株)北陽」「(株)ナウエル」/同上
自家製造中止・工場閉鎖> 昭和60年代
公式サイト> http://www.nowl.co.jp/ (株式会社ナウエルとして)

処理業者名と所在地は、全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。創業年等の一部情報は公式サイト他からの引用あり。電話帳掲載の確認は平成23年時点。



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