<瓶の世代と流通時期>
(加工乳・色物・ジュース等の専用瓶を除く)
印刷瓶導入から200cc移行まで、概ね上掲の流れを辿っているものと思われる。
トレードマークの変更回数は大手随一。「名糖」があまねく浸透して協同乳業の名前が全く売れていない?あたりも珍しいところ。もし
“協同牛乳”
なんて堅苦いブランドだったら…今ほど大きな会社にはなっていないのかも知れない。
初期の世代は銘柄標示を胴部底寄りに配している。瓶同士の摩擦負担を軽減する意味合いで、(6)番瓶のように肩口への環状印刷が全盛になって以降、あまり採用されなくなったデザインフォーマットだ。(ただし近年の軽量新瓶は胴部底寄りの環状印刷が多い)
なお、(5)番瓶については、当時の主力製品で、それまでは専用の八角瓶入りだった「名糖ホモビタ牛乳(加工乳)」
と、「名糖牛乳(白牛乳)」
を兼ねる共通瓶であることが、当時の製品ポスターから確認できる。かろうじて側面に映り込んでいるのは「牛マーク」と要冷蔵標示。ビタミンのVを強調する構成は、“名糖的デザイン”の一時代を成している。
画像右:名糖牛乳のポスター(昭和44年)
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ロゴマークの流れから推すに(6)〜(7)番瓶の間には旧・花ロゴをあしらったバージョンが存在するはずだが、未回収。色物用180cc瓶には新/旧の花ロゴが前面に大きくプリントされたものが使われていた。
現在の瓶製品一覧は、協同乳業のWebサイトで確認できる。色物も含め全て200cc化、大半がプラ栓・軽量新瓶に移行したものの、「メイトー成分無調整牛乳」
だけは紙栓・昔ながらのリボンフード、古き良きオーソドックスな印刷瓶が一部地域でなお存続。
「ホモビタ」ブランドは地域限定?の200ccパック詰、「濃厚クラウン」は名糖の全営業圏内で今も往時の銘を残している。
画像左:協同乳業の瓶製品いろいろ(昭和30年代初期)
紙製のフードを被っているのが第一世代の瓶装と思われる
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かろうじて存続した 「メイトー成分無調整牛乳」 の古き良き200cc瓶も不変というわけではない。平成に入ってから数回のマイナーチェンジがあり、(9)番の現役瓶に至る。(8)番瓶と近似したデザインで片仮名
「メイトー」 表記が加わり、軽量法改正による “まる正200ml”
印刷標示とともに、胴部底寄りに瓶の擦過防止目的と思しき二本の太いラインが入っている。
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