昭和22年、沖縄興業(株)として設立。もともとは瓦やレンガなどの建築材製造業であったが、同28年から食品会社へ業種転換、35年に現社名(旧社名の略称)へ改称。
市乳業界への参入は昭和41年と非常に遅く、販売期間も恐らく僅か数年間。44年には明治乳業との折半出資で沖縄明治乳業(株)を設立。工場設備を含む乳業部門一切を切り離し「オキコ牛乳」銘は廃止。以降オキコ株式会社としては製パン・製菓・製麺事業のみを行っている。現在も活発な商品展開を通じ、ご当地では名の知れ渡ったブランドのようす。
ゲンキ乳業、マルサン商会、ヘルス乳業の瓶と同様に、当時の沖縄で義務付けられていた等級標示がある。蝶ネクタイをしめた長耳の仔犬が、丸窓にちょこんと手を乗せてこちらを窺っている?トレードマークが愛くるしい。
(1)番瓶は白物、(2)番瓶はコーヒー・フルーツ等色物専用瓶という塩梅だろうか。後者については印刷されている通り、晩年はホモ牛乳、コーヒー牛乳、ヨーグルト(液状タイプの乳酸菌飲料)三種を賄う共通瓶装だった…雰囲気も見て取れる。