砺波牛乳砺波牛乳

(記事下段)

砺波牛乳

鍋沢牛乳店(鍋沢乳業)
富山県礪波市太郎丸3207
石塚硝子製・180cc側面陽刻
昭和40年代初期

文字通り県下砺波市で商われていたローカル牛乳。昭和45年、近隣市町村に散在していた地元乳業5社と協業、となみ乳業協業組合が発足。ミルクプラント新設、統一ブランド「まると牛乳」策定に伴い、(各社とも)旧来の銘柄は廃止となった。

協業化に際しては掲載の鍋沢牛乳さんが中心的な役割を果たしたようで、現組織の組合長は鍋沢(牛乳)さんが務められている。また、合併統合ではなく処理施設の共同運営色が強いせい?か、鍋沢牛乳(砺波牛乳)さんという屋号は並存して残されているようだ。

富山県牛乳普及協会の企業紹介では「砺波市、小矢部市、福野町の牛乳処理加工業者6名で協業化のため組織化」と書かれているが、具体的な組合への参画事業者は、

・多田牛乳/礪波市鷹栖3966
⇒現行電話帳に「砺波市鷹栖513」所在で掲載あり
・示野牧場/礪波市宮森203
・石畠久栄舎/東礪波郡福野町1556
⇒平成20年頃まで福野町商工会に「南砺市二日町1556」所在で掲載あり
・長牛乳/小矢部市今石動2-3-44
・福野牛乳/所在地不詳

鍋沢牛乳さんに加えて上記の5社となる。いずれも昭和43年時点の牛乳工場名簿から引用。46年以降、となみ乳業協業組合の登場に伴い、製造工場としてはリストアップされなくなった牛乳屋さんである。福野牛乳さんのみ名簿掲載を確認できず、往時の所在が分からなかった。

― 関連情報 ―
となみ乳業協業組合・まると牛乳の紙栓 (牛乳キャップとは?)


創業> 不明
昭09> 鍋澤丈太郎/富山県東礪波郡出町
昭27> 出町は周辺郡村と合併し砺波町となる
昭29> 砺波町は市制施行により砺波市となる

昭31> 鍋沢牛乳店・鍋沢百合/富山県礪波市太郎町3207
昭34〜43> 鍋沢牛乳店/富山県礪波市太郎丸3207
昭45> 近隣の5乳業と「となみ乳業協業組合」設立、「まると牛乳」へ移行
昭46> となみ乳業協業組合/富山県礪波市山王町3-8
昭50> 同上/富山県礪波市山王町3-52
昭56〜60> 同上/富山県砺波市山王町3-8
平04> まると牛乳/同上
電話帳掲載> 鍋沢牛乳/富山県砺波市山王町4-21
                   となみ乳業協業組合/富山県砺波市山王町5-3
銘柄廃止> 「砺波牛乳」銘は昭和45年前後
公式サイト> http://www.ty.zennoh.or.jp/tm-milkpr/k14.htm (参考)

処理業者名と所在地は、牛乳新聞社「大日本牛乳史」・全国飲用牛乳協会 [牛乳年鑑1957年版]・食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。創業年等の一部情報は公式サイト他からの引用あり。電話帳掲載の確認は平成19年時点。



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