流星に腰掛けた天使と、可愛らしく跳ね上がった字体が
なんともメルヘンチック。同じく長野県下のオブセ牛乳さんと比べるとまた面白い。昭和40年代中期に自家製造中止・小林牛乳銘は廃止となり、現在は複数の大手・中堅ブランドを商う販売店さん「ミルクマーケット」として営業中。
伝統の天使イラストは宅配用保冷箱に復活!
公式サイトは来歴情報も充実しており、とりわけ散歩中に偶々ご近所さんから買い入れた、仔牛一頭から始まる牧歌的脱力系創業エピソードは必見である。掲載された資料写真から
「戸倉精養舎・小林牛乳搾取所」 「戸倉ミルクプラント」
など、過去に名乗っていた生産者名称も明らかになっている。
大手紙器加工メーカーの資料室に保存されていた昭和30年代極初期の牛乳キャップには、「小林の牛乳(戸倉)埴科牛乳商業協同組合」
銘のものも確認されており、時代によって様々なプレイヤーが携わったご当地ブランドだったようだ。
経緯仔細は不明ながら、最晩年は高原牛乳(株)を名乗り
「高原ホモゲ牛乳」 銘の商い。[MILK CAP 〜牛乳ビンのふたの本](平成14年・きんとうん出版刊)
に該当キャプの写真掲載があり、“小林時代”
と全く同様な天使のイラストが継承され刷り込まれているのを見て取れる。
― 謝辞 ―
ミルクマーケット様より現況についてお知らせ頂きました。ありがとうございます!
(本稿掲載当初は現況不明のまま 「廃業」
としておりました、大変失礼致しました)