「兄弟社」という組織名や十字をあしらった商標からも想像できる通り、もとはキリスト教会に由来する牧場さん。(例えばメンタームの近江兄弟社は、来日したアメリカ人伝道師が創業している)
昭和22年に設立された日本基督教団南山伝道所の「信愛農場」が出発点。当初から牧場経営を意識した事業ではなく、果樹栽培等に供する肥料を確保するため牛を飼い始めたのだとか。
(⇒修了者は今・尾関信一さん/日本アグリビジネスセンター)
ところが農園としては失敗続きで芳しい成果が上がらず、ならばということで本格的に牧場運営へ舵を切る。「愛知牛乳」の売り始めは昭和46年頃になってから。時代的には後発組のブランドで、恐らくは“200ccからのスタート”。白牛乳一合瓶装は存在しないだろう。
ご当地は観光牧場として整備・開放されており、Web上に多数の訪問記が存在する。瓶製品は大瓶のみの取り扱い。紙パックも含めラインナップは全て低温殺菌だ。現在の主力銘柄は
「あいぼくミルク」 で、県下一円に販路を有している。
南山伝道所(南山教会)は愛知牧場と同じ敷地内に同居、今なお宣教活動は続いている。