愛知牛乳愛知牛乳

(記事下段)

愛知牛乳

(有)愛知兄弟社
愛知県愛知郡日進町大字米野木字南山
石塚硝子製・正200cc側面陽刻
昭和45年頃〜50年代中期

十字をあしらった商標と「兄弟社」という組織名(“メンターム”で知られる近江兄弟社は、来日したアメリカ人伝道師が創業)からも想像できる通り、もともとはキリスト教会に由来する農園。

昭和24年、日本基督教団・南山伝道所の「信愛農場」として正式に発足。当初は酪農を意識した事業ではなく、果樹栽培の肥料を確保するため牛を飼い始めたらしい。ところが農園としては失敗続きで芳しい成果が上がらず、ならばということで本格的に牧場運営へ舵を切った。

「愛知牛乳」の売り始めは昭和44年、東名高速の土地収用に係る補償費を元手にミルクプラントを立ち上げて以降の話で、時代的には後発組のブランドとなる。白牛乳瓶装は200ccからスタートした可能性があり、一合瓶は存在しないかも知れない。(⇒牛乳瓶の内容量/保存温度/銘柄標示の変遷について

現在の主力銘柄は「あいぼくミルク」で、県下一円に販路を有している。瓶製品は大瓶のみの取り扱い。紙パックも含めラインナップは全て低温殺菌だ。ご当地は観光牧場として整備・開放されており、Web上に多数の訪問記を確認できる。

南山伝道所(南山教会)は愛知牧場と同じ敷地内に同居、今なお宣教活動は続いている。

― 参考情報 ―
修了者は今・尾関信一さん (日本アグリビジネスセンター/Inetrnet Archiveキャッシュ)
都市の中での酪農と観光牧場経営 (畜産情報ネットワーク)
愛知の牛乳キャップ1 (職人と達人)


創業> 昭和21年、入植・開墾を始める
昭24> 信愛農場として発足
設立> 昭和29年、(有)愛知兄弟社として
市乳事業開始> 昭和44年
昭46〜平04> (有)愛知兄弟社/愛知県愛知郡日進町大字米野木字南山977
電話帳掲載> (有)愛知兄弟社/愛知県日進市米野木町南山977
公式サイト> http://www.aiboku.com/

処理業者名と所在地は、食糧タイムス社 [全国乳業年鑑] 各年度版による。
創業年等の一部情報は公式サイト他からの引用あり。電話帳掲載の確認は平成19年時点。



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